- いろはうた
- いろはうた【伊呂波歌】(1)手習い歌の一。 平安中期の成立。 四七字の仮名を一度ずつ使って作られた, 「いろ(色)はにほ(匂)へどち(散)りぬるをわ(我)がよ(世)たれ(誰)ぞつね(常)ならむうゐ(有為)のおくやま(奥山)けふ(今日)こ(越)えてあさ(浅)きゆめ(夢)み(見)じゑひ(酔)もせず」という七五調四句からなる今様歌。 涅槃(ネハン)経の「諸行無常, 是生滅法, 生滅滅已, 寂滅為楽」の意訳とされる。 弘法大師作という説は否定されている。→ あめつちの詞→ たいに(2)「伊呂波短歌(イロハタンカ)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.